ノルレボの効果と安全性について

ノルレボは、日本で初めて承認された緊急避妊薬です。WHOの必須薬にも指定されており、世界中で使用されている安全性の高い薬です。中用量ピルを2回服用するヤッペ法では、ピルに含まれる卵胞ホルモンの作用で、強い吐き気などの副作用がありましたが、ノルレボは緊急避妊のために開発された薬なので、黄体ホルモンのみが含まれており、副作用が少なくなっています。
ノルレボは、避妊に失敗した性行為の後、72時間以内に1回服用します。吐き気を感じる人は3%以下で、実際に嘔吐することはほどんどありません。ヤッペ法では半分以上の人が吐き気を感じ、嘔吐する人も多いので、安全性が高いと言えます。
ノルレボの効果は95%程度で、ヤッペ法の85%に比べて高い避妊効果が得られます。ただし、排卵日付近の性行為の場合には効果は低下して、正しく服用しても15%程度は妊娠します。
このように、安全性と避妊効果が高いノルレボですが、服用にあたって注意することがあります。医師の処方が必要になりますが、なるべく早い服用が望ましいので、すぐに婦人科を受診することです。全ての婦人科でノルレボを取り扱っているわけではありませんので、あらかじめ確認してから来院してください。
ノルレボを服用しても、避妊に成功したかどうかは、すぐには分かりません。生理があって初めて避妊できたことが分かりますので、予定日より1週間以上遅れたり、いつもと違うことがあれば、すぐに医師に相談してください。また、成分が乳汁に移行しますので、授乳中の場合には24時間は授乳しないようにします。ノルレボによって排卵が送れることがありますので、服用後には避妊を忘れないようしましょう。