ノルレボ錠の副作用と注意点について

避妊を忘れたり、コンドームの破損などで避妊に失敗した場合に行う緊急的処置が緊急避妊法です。従来はヤッペ法と呼ばれる、中用量ピルを2回服用する方法がとられていましたが、2011年から緊急避妊薬ノルレボ錠の使用が認められています。
ヤッペ法の中用量ピルは吐き気などの副作用が強く、嘔吐した場合には2時間以内ならもう一度飲み直さなければならないという注意点があります。服用は2回で、1回目服用の12時間後に2回目を服用する必要があります。ノルレボ錠は副作用が少ないので嘔吐することはほとんどなく、服用も1回ですみます。血栓症のリスクがないので、タバコを吸う人はノルレボ錠をすすめられます。ノルレボ錠はもともと緊急避妊用に開発されていますので、副作用の少ないノルレボ錠へ変更する施設が増えています。
ノルレボ錠の使用上の注意点は、次のようになります。
まず、72時間以内のできるだけ早い時期に服用します。産婦人科を受診して処方してもらいますが、病院によっては処方を行っていないこともありますので、事前に確認してから来院してください。ヤッペ法と比較して価格は高くなります。
使用後の注意点としては、避妊効果は一時的なものなので、服用したその日から避妊を行うことです。また、正しく服用しても100%確実ではないことも知っておきましょう。妊娠阻止率は85%程度といわれています。
ノルレボ錠服用後の生理は、周期が変わることがありますので、注意します。生理が1週間以上遅れた場合には、妊娠している可能性がありますので、妊娠判定薬を使うか、産婦人科を受診してください。
低用量ピルの継続服用に比べると避妊の成功率は低くなりますので、あくまでも一時的な方法と理解しておきましょう。